2004年12月29日

Switch Bitch

Switch Bitch
Switch Bitch
間者猫さんのお薦めです。

Roald Dahlの大人向けの短編集の中でも特に大人向け。
なにせPlayboy誌に連載されたお話ですから(笑)
収録作はThe Visitor, The Great Switcheroo, The Last Act, Bitchの4作。
The VisitorとBitchには"My Uncle Oswald"(感想はこちら)でおなじみのオズワルド叔父さんが出てきます。

いずれもかなり皮肉の効いた微妙な結末となっております。
でも、The Visitorのオチはあんまり好きになれなかったなぁ。
あれはやっぱりダメだと思うんですよね。
砂漠で一夜を明かすことになったオズワルド叔父。そこへ通りかかった紳士が彼を家に誘う。家には美しい妻と娘がいたのだが……、というお話です。

"The Great Switcheroo"
パーティで自分と良く似た背格好の男から一晩だけ入れ替わってみないか?と声をかけられた男の話。
どちらの立場で読むかで結末に対する感想は正反対になるんじゃないかと。
ちなみにわたしは「へっ。ざまぁみろ」と思いました(口悪いよ:爆)

"The Last Act"
あまりにも悲しい話でした……。突然、夫を亡くしショックを受けた主人公だが、忙しい仕事のおかげで立ち直る。ところが……。

"Bitch"
すっごい媚薬(精力剤といったほうがいいのか?)が出来上がり、それを使ったある作戦を立てるのだが……。これはまぁある意味ありふれた終わり方かも。

どれも男(というか人間)の愚かさを見せ付けられる話でしたねー。
面白いと思うか、不快に感じるか、かなり読む人を選ぶお話かもしれません。
posted by ぷぅ at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Roald Dahl